コスミック・アイ(Cosmic Eye)
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「鳥瞰」と言う言葉がある。高いところを飛ぶ鳥の目に景色が見えるように、世に起こる物事を高所から広範囲に見て正確な判断を下すことをいう。
全体を大きく眺め渡すことは「木を見て森を見ず」と言う過ちを犯さないために極めて重要な教えである。
この種の過ちは私たちの人生や国家に破滅をもたらす可能性がある。
「鳥瞰する」と言う言葉は私達の人生における大切な指針となっている。
しかし、現代は、日本列島やその周辺を鳥瞰するだけではその判断に深刻な不足をもたらすようである。
地球の裏側の戦争が、日本経済を一瞬に破壊する可能性がある。そうなれば国民は路頭に迷うことになろう。
また、AIをはじめとする情報技術の発達が10数年で現在の仕事の約30%を不必要にする可能性があるといわれる。それは国民生活の革命的転換をもたらし、一度は日本社会を「崩壊と再生」に導くかもしれない。
眼に見える世界全体だけではなく、眼に見えない世界までをも鳥瞰せねばならないのが、現代に生きる私たちの立場である。しかし、そのような領域に鳥瞰すると言う言葉を使うのはふさわしくないのかもしれない。鳥は世界を見下ろすような高いところには行けないし、AIや情報技術のように見えない世界は鳥の眼には映らないのだから。
世界を鳥瞰しようとすれば、世界内(地上)からではそれは不可能である。人工衛星のように大宇宙の一部になって、400kmもの高所から見下ろさねばならない。
また同時にもう一つの小宇宙(人体、生命体、分子・原子・素粒子の運動や構造)を科学技術の力を借りて鳥瞰せねばならない。それらは物質の根元に到るまで無数の層を構成する膨大で極細密な固有のシステムの連携である。これらの部分的システムの人工的再現と活用がAIの活用となる。それが世界と日本国民の生活を大きく変え、しかも社会構造まで急速に変えようとしている。
現代世界の現実を正確にとらえ、世界と国民の幸福を増進させる対処が可能となるためには、大宇宙(the macrocosm)から世界を鳥瞰せねばならなくなった。
また同時に小宇宙(the microcosm)を鳥瞰して世界と国民生活の変化を予測して対応せねばならない時代に突入したようである。即ち、コスミック・アイ(宇宙的観察力や眼識)が要求される時代に突入した。
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