共創日本®ビジネスフォーラムとは
■私たちの活動の狙いと目指す世界
中小企業経営者・個人事業主・起業家が学び合い高め合える場所をつくる
中小企業の経営は、先進性と独自性を持って絶えず変革し続けなければ3~4年で時代に取り残されると言われています。特に、近年はブーカ時代と言われる激変の時代を迎えており、経営者の判断の遅れや変革の遅れは文字通り命取りになります。
現代のような激変の中で、未来を切り拓いていくためには、それぞれの経営者が孤軍奮闘するのではなく、強みを活かし合い、共創を実現することが大切です。
そこで、私たちは、中小企業経営者、個人事業主、起業家がフラットな関係で学び合い、アイデアを出し合う関係性を築き、共創の実現につながる場所となることを目指して、各種の勉強会及び交流会を開催しています。
創造性あるアイデアを生みだすフラットな学び合いの場をつくる
中小企業の経営にとって、最も大切なことを一つ挙げるとしたら、創造性です。
なぜなら、他社の真似をしたような技術やサービスは、規模が大きい会社が有利であるので、市場を奪われていく可能性が高く、他社に真似ができない独自性を持てるかどうかが成功のための大きなカギとなるからです。そのためには、創造性を発揮することが大切です。
創造性を高めるためにはどうすれば良いのでしょうか。
ハーバード大学の研究では、創造性のあるアイデアでイノベーションを起した経営者の多くが異業種からヒントを得ていたことが明らかにされています。また、創造性あるアイデアはフラットな関係で意見交換を行うことから生まれることが多いことも同大学の研究はもとより多くの書籍で指摘されています。
そのため私たちは、創造性を高めるために異業種がフラットな関係で学び合えることを大切にしています。
経営で最も大切な「経営ビジョン」
近年、「パーパス」の重要性が叫ばれるようになりました。
パーパスは、これまで、ビジョン、ミッション、バリューと呼んでいたものを一つにしたと言って、間違ってはいないと思います。パーパスを直訳すると目的となりますが、目的をより深く広く捉えたものとも言えます。
パーパスの要素の中で、企業の存在意義を最も端的に表すものがビジョンであると言えます。
ビジョンが明確に定まっていることで、目的がより分かりやすいものとなり、鮮明に目に見えるものとなるからです。
経営ビジョンが会社のあらゆる部門の従業員に浸透すると、経営は全く新しい次元に移行します。
私たちは、ビジョンをあらゆる経営判断の中心に据えた経営の在り方を「ビジョン経営」と呼んで、重視しています。
「経営ビジョン」「創造性」「三方よし」実現の精度を高め、笑顔が溢れる経済圏へ
「三方よし」は、近江商人の伝統精神を、後世の人が「売り手よし、買い手よし、世間よし」と表現したことで有名になった言葉ですが、近江商人の流れを汲む企業を見ると継続的に成功するビジネスの鍵が「三方よし」の考え方にあることが分かります。
一部には、「三方よし」を利他主義と混同して捉える傾向が散見されますが、「三方よし」の本質は、利他主義ではなく、自社と顧客と地域の幸せを高い次元で実現しつつ永続的な成長発展を可能にする経営理念の根本であることです。
私たちは、「経営ビジョン」「創造性」「三方よし」実現の精度を高めることを目指して、フラットな関係で学び合うことをベースとしたビジネス交流を促進することにより、お互いに「選んで良かった」「選ばれて良かった」と言える笑顔が溢れる経済圏づくりを目指します。
私たちが目指す世界
「選んで良かった」「選ばれて良かった」の笑顔が溢れる経済圏を別の角度から表現すると、次世代に残したい経済と経営の在り方を実現した経済圏であると言えます。今の経済社会の在り方が理想的であるかと言うと、そうではありません。穿った見方と言われることを覚悟で書きますが、今の経済社会は「資産を持たない人は諦めろ」「儲ける才覚のない者は諦めろ」という考え方が根底にあり、それを当然のことのように受け入れることを前提としています。つまり、上手く儲けた人が儲けられなかった人に分け与えるという観点が欠落しています。実際の社会では、儲けられなかった人に対して、政府や自治体がセーフティーネットや福祉という形で支援を行いますが、今、世界では経済社会の在り方そのものを見直そうという動きも起き始めています。自由主義経済がは社会の発展の原動力となってきました。しかし、一方で、格差が広がることについて打開策を見いだせない現状も直視すべきです。私たちは、日本に古くから伝わる、近江商人の「三方良し」の理念こそ、今の世界にもっと広めていくことが大切であると感がています。
私たちは、経営者が率先して次世代の経済理論、次世代の経営理論を取り入れつつ、子や孫の世代に受け継いでいくことができる経営の在り方によって成長発展する経済圏を実現することえお目指しています。そして、そのための活動を通して、日本社会が豊かで奪い合うことなく、一人一人が個性を発揮して活躍できる社会となることを目指します。
■ビジョン・ミッション・バリュー
ビジョン・ミッション・バリューはこちら
■会員の心得
会員の心得はこちら
■5つの特徴
■以下のような方におすすめです
「異業種で、異なった才能を結集することでより大きな価値を生み出したい」
「三方良しの価値観でビジョン経営を実現する偉大なビジネスを目指している」
「収益アップだけでなく、社会的目的を達成できるビジネスを目指している」
「一方的な学びではなく、フラットな関係で学び合うことが大切だと思っている」
「絶えず学び続けることが大切だと思っている」
■このような方にはご入会をおススメしていません
「その場ですぐに紹介が出ないようなビジネス交流会はダメだと思う」
「三方良しのような考えは、詰まるところ、きれいごとだ」
「年下やスキルの低い経営者や専門家から学べるものはないと思う」
「自社の販路や人脈を拡大したいが、他の会員に対して貢献することには興味がない」
「世の中や他人の課題解決には興味がない」
■活動1.勉強会
「講演会&座談会」「ビジネス研究会」を隔月で、毎月どちらかを開催し、更に「定例ビジネスミーティング」「経営勉強会(連続講座)」を毎月開催しています。
その他、シンポジウム、セミナー等を随時開催しています。
■活動2.ビジネス交流の促進
「仕事紹介」「ビジネスマッチング」「シェアタレント※」等のビジネス交流を行っています。
※求人応募者に対して、自社の採用枠では採用が難しい場合に、その人に相応しいと思われる関連会社等の別の会社を善意で紹介することをシェアタレントと言います。
■禁止事項
強引な勧誘活動や販売などの迷惑行為、ネットワークビジネス、高額商品、宗教、政治活動などへの勧誘、及び販売を目的とされている方、他の参加者を否定する発言を繰り返す方、その他、交流会の雰囲気を損なう恐れのある方のご参加はお断りさせて頂いております。
ネットワークビジネス、宗教、政治等を否定しているわけではありませんが、当会の活動中は禁止とさせていただいております。
<リンク>
■共創日本ビジネスフォーラム総務局長のブログです。
■ビジネスマッチングサイトであるAUBAのページです。
■ビジネスマッチングサイトであるAUBAの中のTOMORUBAのページです。
TOMORUBAの共創日本ビジネスフォーラムのページはこちら
ビジネスコニュニティーの総務局長が、様々な業種の経営者と話して学んだことや気になる本について感じたことを書いています。